2017年 07月 23日
第20戦!湖北にて(7月23日)楽園の光と影 |
仕事を終えて夜中に帰宅。2週間ぶりの採集だ。しかし、ついついつけたテレビが仇に。ウィンブルドンの総集編をやっていた。気がつけば、明け方。2時間後に起床。身体に「いけるか?」と聞いてみる。暫しの沈思黙考の後、「大丈夫!」行くぞ、湖北!何かしら採ろう。
車窓からの景色は北上するにつれ曇りがちになり、ついには小雨。しかし、現地に着くとぴったりやんでしまった。至るところに先週の大雨の爪跡が残っている。道に土砂崩れで水場ができていて、そこに黒いアゲハが3頭。カラスアゲハの何と美しいことか!1頭採集。スリットが入ってるけど気にならない。
道を進む。カラスアゲハやキチョウがフラフラ飛んでいる。雨上がりは採集の好機。しばらく行くと気になる蝶が梢に舞い上がった。大きなゴイシシジミ?網をかかげ振り抜く。労せずネットイン。
中を見てあっ、と驚く。オナガシジミやん。こんなんおるんや。スレとるけど、鮮度は気にしない。もちろん自己初採集、128種類目の誕生である。ゼフは14種類目かな?
まさか、滋賀県北部で採れるとはなあ。やっぱり出かけて正解🎵
と思いきや、左の茂みから獣の声。凝視するも正体はわからない。数歩進むと再び声。わからない。もう一歩・・・、突然そいつは道に出かけて再び藪の中へ。茶色い何か。これは気にする。踵を返す。子グマ?茶色いから違うか?至近では遭いたくない。
先程の水場にはサカハチ夏型。慎重になりすぎて振れない。正確には網を水につけたくない。結局蝶はさっさと消えてしまった。アゲハもいる。ミヤマカラスだが・・・、尾が切れとる。途端にやる気が萎える。気持ちの入らないスイングなど、蝶は意にも介さない。
採集は2時間で終わり。だけど、また新しい蝶が採れた。豊かな自然には獣も多い。一人ではあまり行きたくない。だけど、また行くんやろな、クマ鈴をつけて。
■
[PR]
▲
by maackii0122
| 2017-07-23 15:34
| オナガシジミ
|
Comments(0)